道場訓ならびに今城柱本剣友会について

今城柱本剣友会では「剣道の理念」および「剣道修練の心構え」(全日本剣道連盟により 昭和50年3月20日に発布されたもの)を道場訓としています。

高槻市立郡家小学校で活動している剣道の団体です。

今城柱本(いましろはしらもと)剣友会は、初代会長でこの会の創立者である故・三反田次男(さんたんだ つぎお)先生が、昭和36年(1961年)ごろ、高槻市今城町にあった自宅近くの路上で、近所の子供達を集めて剣道の手ほどきを始められたのが最初です。

おかげさまで平成24年12月には創立50周年記念大会をとりおこなうことができました。既に半世紀以上の歴史を誇り、高槻市ではおそらく最も歴史のある剣道団体の一つになります。

現在、今城柱本剣友会は、二代目の原 功一(はら こういち)先生を会長とし、高槻市剣道連盟および大阪府剣道連盟に所属しています。

稽古場所は、主に郡家小学校で、土曜には柱本小学校の体育館をお借りして稽古に励んでいます。

近年は小、中学生の会員数も増加の一途をたどり、幼稚園児から、小・中学生・高校・大学生を初め、社会人現役の強豪、ご年配の剣士・高段の先生方までいろんな年齢層の剣道愛好家を大勢交えて、大変活気あふれる稽古状況です。

皆様是非一度お気軽に見学にお越し下さい。

もし、剣道を始めて見たい、あるいは子供さんに剣道を習わせてみたいと思われましたら、ぜひ一度稽古の見学、あるいは実際に体験に来てください。

おもに郡家小学校の体育館で稽古をやっております。

入会の時期は原則として随時受け付けています。

特に子供さんに関しては上達の進み具合を見ながら、グループに分けて指導をすることになります。

年齢は、原則として満6歳以上から可能です。

入会に際しては入会金(1000円)が必要です。二段までは、毎月の月謝が1500円になります。また年度初めにはスポーツ少年団費(小、中学生)1000円、安全保険費500円、さらに中学生以上の方は高槻剣道連盟費(年齢によって異なります。入会の際にお知らせします)が必要となります。

また、剣道を初めて習う方は、竹刀(「しない」と読みます、1本2000〜3000円程度)は必ず必要になります。さらに、稽古(胴)着、袴、さらに防具類が上達に従って必要になります。

以下、旧HPより転載              

今城柱本剣友会の歴史

今城柱本(いましろはしらもと)剣友会は、現会長でこの会の創立者である三反田次男(さんたんだ つぎお)先生が、昭和36年(1961年)、高槻市今城町にあった自宅近くの路上で、近所の子供達を集めて剣道の手ほどきを始められたのが最初です。

それから今年(平成19年)で46年を数え、高槻市ではおそらく最も歴史のある剣道団体になります。

 三反田先生率いる「今城剣友会」(発足当初は今城町でのみ活動していましたのでこの名前がつけられました)は、稽古場を近くの幼稚園や小学校の校庭などに借りながら続けられ、昭和45年頃からの約10年間は阿武野小学校体育館において稽古に励みました。

その後、現在の郡家小学校が昭和49年に創立、翌50年に現在の体育館が完成し、昭和55年にPTA等の活動のために、体育館と運動場が開放されることになり、それを機会に「今城剣友会」も稽古場を郡家小学校体育館に移しました。

以来、現在まで、郡家小学校の体育館が「今城剣友会」の道場になっています。

「今城剣友会」が郡家小学校に道場を移した頃、高槻市の柱本においても剣道教室開設の要望があがり、同じ三反田先生の指導のもとに「柱本剣友会」が発足しました。

 現在、この二つの剣友会は、郡家小学校と柱本小学校の二つの場所でそれぞれ稽古に励んでいますが、同じ創立者である三反田先生を会長に、両会を合わせた「今城柱本剣友会」として、高槻市および大阪府剣道連盟に所属しています。

 昭和60年には、「今城剣友会」創立25周年記念剣道大会が郡家小学校体育館で催され、高槻市や茨木市等、周辺地域の多くの剣道団体から小、中学校のチームが参加し盛大に行われました。それから早20年以上も経ちますが、今日までの世の中における剣道への関心や剣道人口は山あり谷ありの様子です。

 しかし今城柱本剣友会は今日も昔と変わらず、郡家小学校と柱本小学校の体育館で、幼稚園児からご年配の先生までいろんな人を交えて、みんな一生懸命稽古に励んでいます。(平成19年5月)

 「ニュースとお知らせ」にも記しましたように、本剣友会の創立者であり会長の三反田次男先生は、平成19年11月28日に他界されました。先生を失いましたことは、本剣友会の会員のみならず、今日剣道を継承し発展させていく後進にとって少なからぬ損失であったことは間違いありません。哀悼の意を表すると共に先生の生前の御功労を讃えたいと思います。尚、先生のご逝去に伴い、今城柱本剣友会では原功一新会長のもと、新しい役員を決定いたしました。これからは、この体制の下で、三反田先生の遺志を受け継ぎ、会員一同一致団結し、剣友会の発展並びに剣道の振興に貢献して行きたいと考えております。(追記 平成20年1月)

 今城柱本剣友会は平成24年12月に50周年記念大会(正確には53年が経過)を催すことが出来ました。三反田先生による発足以来、半世紀に渡り、この今城柱本剣友会が、剣道の精神を尊びながら、剣道の稽古に励み、継続してこれたのも、これまでご指導下さった先生方をはじめ、会員の皆さんのたゆまぬ努力によるものであることは間違いありません、これからも、この今城柱本剣友会を不断の稽古の場として、一層の努力と精進に励み、会員全員で剣道の継承と発展に努めていきます。(追記 平成26年8月)

「剣道日本」2017年(平成29年)8月号に今城柱本剣友会がとりあげられました。

すこしだけ昔の思い出話

昭和34年(1959年) 4月。

島本町の東大寺にあった幼稚園での稽古を終え、史跡「桜井駅跡」で 橋詰良一 先生、三反田次男 先生 (今城柱本剣友会 初代会長)、下間秀夫 先生、福田一義 先生 (酉島製作所)、吉田 先生、 清水毅 先生 (前島本町剣道教室会長) の6名で、京都、高槻、島本で剣道の稽古場を広め剣友(朋)を増やそうとの話になり、

高槻の「」、楠公さんの「」の字をとり、「高楠剣朋会」が設立されました。

その後、「大阪高楠剣朋会」と「高楠剣朋会」とに分かれてしまいましたが、京都府剣道連盟に登録されていた「高楠剣朋会」の会長は最近まで今城柱本剣友会で長年ご指導していただいた安部春男先生でした。

(旧・島本町剣道教室HPから引用させていただきました。)